子どもの古い教科書や工作を捨てるタイミングは?名前の部分は消したほうがいい?
子どもたちにとって、春は新しい環境が始まる季節ですね。学年がひとつ上がり、教科書も新しいものになることでしょう。ママさんたちのなかには、「今まで使っていた教科書をいつ捨てるべきか」と困っている方もいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにも、お子さんの教科書の捨て時に悩むママさんからお悩みが寄せられました。
『今、子どもが6年生。1年生からの教科書と工作だけ取っておいているんだけれど、この休校中に掃除をさせようと思っている。もう捨てていいのかな? 工作とか、教科書の捨てるタイミングを教えてください』
この春から中学生になるお子さんをもつ投稿者さん。この春休みで、小学校時代の教科書や工作などを整理したいと考えているようですね。「捨てるタイミングを教えてほしい」との質問に対して、ママスタコミュニティのママたちからは教科書などを捨てるタイミングや方法に関するアドバイスが寄せられました。
古い教科書を捨てるタイミングは?
『教科書は基本的に、毎年春休みに捨てているよ。算数とか、「また見るかな?」というのは置いておく場合もあるけれど。作品もあまり残していない』
『教科書は使い終わって1学期間だけ置いて、2学期目に捨てる』
『1年前のだけとっておく』
使い終わっても1年間だけとっておく、次の学期になったら捨ててしまう……など、ルールを作って管理しているようですね。あらかじめ捨てる時期を決めておけば、タイミングに困ることもなさそうです。
『国語の教科書が上下に分かれていて、上は使わなくなったら捨てていた。他はだいたい進級後の春以降、気が向いたらという感じ。ただ今回、国語の上を使った宿題が出て、非常に困っております……』
新年度になってからも、前年度の教科書を参考にしたくなることもあるでしょう。そんなときに困らないように、ある程度の期間は保管しておいたほうが無難かもしれません。
『「家庭科の教科書は子どもの独立のときに持たせてね」と聞いたよ』
『家庭科や算数など、のちのち使える教科書もありますよね』
家庭科の教科書には、料理、掃除、洗濯などの家事の基本的なことがわかりやすく書かれています。お子さんが将来ひとり暮らしをしたり、家庭を持ったりするときにはとても重宝する1冊となることでしょう。お子さんが実家から離れるときに、そっと渡してあげるのもいいかもしれません。
教科書や工作を捨てるとき、名前はどうする?
1年間お世話になった教科書や大切に作り上げた工作には、お子さんの名前が書いてあるはず。これらを捨てるとき、ママスタコミュニティのママたちは名前の部分をどうしているのでしょうか?
『一応消したり切り取ったりしている。毎年捨てているからそうしているけれど、6年分なら諦めるかも(笑)』
『うちは名前のところを破ります! すごく面倒だけれど、マンションなのでどこの誰かがわかるのが嫌。テストも名前のところを破ります』
名前の部分を消したり破いたりという対策をとっているママたち。面倒でも、「誰が捨てたのか」というのがわかってしまうことは避けたいと考えているようですね。そのひと手間に、愛情が溢れているように思えます。
『いちばん上を反対向きにして、そのまま捨てていた。消すべきかな』
『うちの地域は各家の玄関前に出すだけだから、名前は一応見えないように裏にしてまとめているだけ。消したり破いたりはしない』
『マジックで消していたけれど、ごみ置き場に行くとさも当たり前のように名前が丸見えの人もいる。傘もこどもの名前が書いてあるけれど、そのまま捨てている。だから私もそこまで気にしなくなった。消さずに伏せて束ねている。丸見えにはしないけれどね』
消したり破いたりなどはしないけれど、パッと見ただけでは名前が見えなくなるような工夫をすると答えたママたちもいました。教科書ならばいちばん上を反対向きにする、名前が丸見えにならないようにゴミを配置するなど、忙しいママたちでも真似できそうなテクニックが光りますね。
作品は“思い出”だけとっておこう
『作品を持って帰ってきたら本人に持たせて写真を撮り、しばらく飾ってから捨てます』
『作品は写真を撮って、学年ごとでアルバムを作ってから捨てた』
使い終わった教科書ならまだしも、お子さんが作った工作を簡単に捨ててしまうのは忍びない……と考えているママたちは多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、「写真を撮ってから捨てる」という方法です。そのときのお子さんと一緒に撮ったり、1年ごとにアルバムを作ることで、より思い出深いものになりそうですね。写真ならば、作品そのものを残しておくよりも保管が楽というのもポイントです。
お子さんが1年間大切に使った教科書や、一生懸命に作った工作の数々を捨てるのは、なかなか勇気がいることかもしれません。そのまま残すのが難しい場合には、少し工夫して”思い出”をとっておくようにしましょう。保管しておくのも簡単に、そして見返すことがより楽しくなるかもしれませんね。
文・motte 編集・荻野実紀子