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えっ、レイコップが「あのカタチ」をやめた?「史上最軽量モデル」驚きの進化を家電のプロがレビュー

レイコップのふとんクリーナーと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、あの特徴的な平置き型フォルムではないでしょうか。「これぞレイコップの代名詞!」といったデザインでしたが、今年10月に発売された新モデル「NewStyle RAYCOP」( ニュースタイル レイコップ)は、その名の通り、まったく違うデザインに。さっそく使ってみたところ、極めて使いやすく進化していました!

平置き型のフォルムからデザインを一新

従来のレイコップのふとんクリーナーといえば、先述のように平置き型のフォルムをしており、ふとんを這わせるように動かして使うのが特徴でした。こちらはまず前方のブラシでふとんの微細なゴミを叩き出して吸引し、その後方にあるUVランプで除菌・ウイルス除去・ダニ除去を行います。これらの機能が高く評価され、同社のふとんクリーナーが一世を風靡したのは記憶に新しいところ。その一方で、「コードが邪魔」「もう少し軽ければ……」といった声もあり、こうした声に応えて開発されたのが「NewStyle RAYCOP」というわけです。

その新たなデザインを初めて見たときは、「これがレイコップ?」と驚くほど。特徴であった平置き型のフォルムから、スリムなスティッククリーナー型へと構造を変え、待望のコードレスになりました。そして、本体は1.4㎏ととにかく軽い! 従来モデルのなかには、重量3kgを超えるものもありましたが、こちらはさすが「レイコップ史上最軽量」というだけあります。しかもヘッドをふとんに乗せてしまえば、手にかかる重さはほとんどなく、軽い力でスイスイ動かせます。ヘッドがふとんに張りついて動かなくなる、といったストレスもありません。

NewStyle RAYCOPを詳しく知りたい方はコチラ

自由自在な取り回しにストレスフリーを実感

手の位置を好きな高さにできるのも大きなポイント。従来モデルは本体とハンドル部がほぼ一体のため、しゃがんだり、かがんだりして、手の位置をふとんの高さに合わせる必要がありました。でも、本機ならヘッドからハンドルまで十分な距離があり、ヘッドの角度も90度から180度まで動かせるので、ハンドルの角度や高さは自由自在。何の気兼ねもなく、ラクな姿勢でふとんの掃除ができます。

さらにコードレスならではの使いやすさも実感しました。何しろコードがあると、コードに乗り上げたり、本体を動かすたびにコードがもたついたりと、かなりジャマ。コード自体の重さもバカにならず、これを引っぱるために余計な力が必要でした。その点を気にせず手軽に掃除できるのは本当にラク。まさにストレスフリーそのものでした。

また、ハンドルを直角にすると、スタンドなしで安定して自立するのも便利なポイント。掃除を中断するときもラクですし、収納時の見た目もスッキリ。使いたい場所の近くに立てて収納できるので、思い立ったらすぐに使えますね。これだけ軽いうえ、収納しやすく取り出しやすいとなると、「面倒だなぁ……」という抵抗感を感じるヒマさえなくなるはず。ふとん掃除の習慣化が大いに期待できそうです。

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強力なブラシレスDCモーター搭載で吸引力も抜群!

さて、ここまでは新スタイルによる使い勝手の良さをお伝えしてきましたが、重要なのはふとんクリーナーとしての性能です。先ほど「ヘッドがふとんに張りつかず動かしやすい」とお伝えしましたが、そうなると吸引力が弱いんじゃないの? なんて思う方もいるはず。いえいえ、実は吸引力の強いブラシレスDCモーターを搭載しているため、吸引力はかなりのもの。微細なハウスダストを叩き出すフィンパンチブラシを搭載していることもあって、ダストボックスには細かい粉じんやホコリがぐんぐん溜まり、見ていて気持ちいいほどです。

しかも、サイクロン構造によりゴミが渦状に固まりやすく、ゴミの舞い散りを抑えて捨てられるのもメリット。0.3μmの超微細粉塵を99.99%以上(※1)キャッチするHEPAフィルターを搭載しているので、排気もキレイだそう。ダストボックスが大きくなり、洗いやすくなっているのもポイントです。

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レイコップ独自技術「UV」+「たたき」+「吸引」が一体化したことで隅まで届くから安心

レイコップ独自のUVランプによる除菌機能は引き続き搭載。波長253.7nmの紫外線(UV-C)をふとんに照射することで、99.9%除菌(※2)と99.9%ウイルス除去(※3)を可能にするといいます。しかも本機は、UVランプが上から見えるので、照射状況が確認しやすく、しっかり除菌されている安心感を実感できます。さらに、たたきと吸引機能が加わることで99.9%のダニ除去(※4)も可能となっています。

さらにポイントとなるのが、このUVランプの位置です。従来モデルは、前方にふとんの中の微細なハウスダストを叩き出すパワフルたたきや吸引口があり、その後方にUVランプを配置。ゆえに、ヘッドの先端までUVを照射できないという弱点がありました。しかし今回は、ブラシとUVランプが一体化したブラシを新開発。たたき、吸引とともにUV照射が行えるため、ヘッドの先端でもUV照射が可能となり、従来モデルではUVが届かなかったヘッドボードの境界部分などの除菌も可能となりました。隅々まで除菌・ウイルス除去ができている、という実感があるのがうれしいところです。

さらにこの「NewStyle RAYCOP」は、吸引をせずUVのみ照射する「UVオンリーモード」も搭載しているので、ふとんだけでなく、気になる場所の除菌・ウイルス除去が可能。ソファの背もたれやカーテン、壁など垂直面に使いたいときは、ヘッドをロックできるフック機能を使えば、ぐらつかず安定して使えます。家中の除菌に使える点は、このご時世にうれしいですね。特にウチでは犬がソファに乗ることが多く、いろいろなモノが付いていそうだな……と思っていたのですが、本機なら手軽にケアできるので安心です。

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すでにレイコップを持っている人も、「NewStyle RAYCOP」なら買い替えて正解!

今回、従来のふとんクリーナーを知る者として「NewStyle RAYCOP」を使ってみて、「こんなに進化したなんて!」と驚きました。軽さとコードレスによる取り回しの良さに加え、スタンドなしで自立し、置き場所を選ばない点も、ふとん掃除のハードルを下げるのに大きく貢献しています。これだけ手軽なら、大げさではなく毎日使っても苦になりません。吸引力やUV 機能が向上している点から見ても、従来のモデルを知る人こそメリットを実感できるのではないでしょうか。

ふとんの清潔さは睡眠の質にもつながるというし、これを機に買い替えて継続的なふとんケアを始めてみようかしら……。高齢の母も以前からふとんクリーナーに興味を持っていましたが、これなら強くオススメできる! と感じました。ハウスキーピングに便利なアイテムとして、引越祝いのプレゼントにしてもいいかもしれませんね。ふとんを常に清潔に保ちたい方、従来のふとんクリーナーが使いにくいと感じている方に、ぜひおすすめしたい1台です。

撮影/高原マサキ(TK.c)

※1【クリーン排気】韓国生産技術研究院調べ【方法】塩化ナトリウムを速度5.3㎝/秒にて試験C20N230771 令和2年10月22日

※2【UV除菌】広州市微生物研究所調べ【方法】菌液を含むガラス板を100㎝²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm/s)の速度で製品を1往復させて、大腸菌と黄色ブドウ球菌の生菌数を測定 ※すべての菌に有用ではありません。報告書NO. WJ20213469

※3【ウイルス除去】広州市微生物研究所調べ【方法】ウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れたガラス板を100㎝²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、感染価を測定※※すべてのウイルスに有用ではありません。報告書NO. BYY20210370 ※4【ダニ除去】広州市微生物研究所調べ【方法】生きたダニ(1,000匹)を織布(100㎝²)に散布して約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、ダニ残数を測定※全てのダニに有用ではありません。報告書NO. WJ20213470