今買うならコレ。低価格で1台2役をこなすロボット掃除機「DEEBOT N8+」
これが現代のロボット掃除機の姿なのかも。
最近は家で過ごす時間も増えて、部屋の汚れが気になる人も多いのでは? 毎日掃除機をかけるのも面倒だしロボット掃除機を購入したい。だけど、製品数が多くて選ぶのが大変で、高機能モデルは高価でためらってしまう……。
うんうん、わかります。ロボット掃除機選び、難しいですよね。
そんな人におすすめなのが、ECOVACS(エコバックス)の「DEEBOT N8+」。自動ゴミ収集機能が付いて7万円台とコスパの高いモデルです。
この価格でちゃんと使えるの? 各機能を試してみました
「DEEBOT N8+」は、マッピング機能や水拭き機能、さらには自動ゴミ収集機能も付いたハイエンドモデルとなります。それが7万円台。これってロボット掃除機の相場を考えると、ちょっと信じられない価格設定なんですよね。
掃除機好きな僕としては「いやいや、それほんとに使えるの?」って、どうしても疑ってかかってしまったんです。なので今回は、実機を使って各機能をねっとりとチェックしてみました。
忙しい方のために結論から先に言うと、今買わないと損した気持ちになるやつです。
ECOVACS(エコバックス)DEEBOT N8 ロボット掃除機74,800円
スマホで管理できて、マップも見られる現代的なアプリ連携
掃除はスマホアプリで管理できるようになっていて、Alexaにも対応しています。お掃除の指示はアプリからできるので、部屋にいない時や外出時でもお掃除スタートできますし、スケジュールの設定(「清掃予約」)などもアプリからできます。
スケジュールは複数設定できて、エリアごとの清掃もスケジュールに組み込めるので、「月曜日の午前中に」「リビングを掃除してほしい」といった、柔軟なスケジューリングもOK。日中家にいることが増えた昨今では、かなり重要な機能ですよね。
アプリでは掃除の回数や吸引力、水拭き時の水量が調整できて、部屋ごとに設定を切り替えることができます。
たとえば「ペットがお気に入りのラグは吸引力強め。油汚れなども多いキッチンの床は水量多めでしっかり水拭きで!」なんて設定も日々のルーチン掃除に組み込むことができるんです。
昨今は生活スタイルも暮らし方も多様化しているので、このアプリの「ロボット掃除機との共存を追求できる」思想はすごく現代的でいいですね!
マッピングに関しても、禁止エリア(仮想境界線・モップ禁止エリア)もちゃんと設定できます。 物を床に置いてしまっているエリアは禁止エリアに設定すれば事前に回避できますし、ペットのお気に入りの場所には近づかせないといった配慮もできます。
エリア制御の機能はマッピング対応モデルの強みで、「ロボット掃除機は床をキレイに片付けておかないとだめ」という最大の障害を取っ払ってくれます。
アプリに関してはほぼ文句のない多機能っぷりでした。欲をいえば、マップの表示や編集画面へのアクセスがもう少しわかりやすいとなおGoodかな。
部屋に合わせて効率よく掃除
こいつ、速いぞ!
数回走らせてみて気が付きました。この子、掃除が速い。無駄なルートを経由せずに、おそらくベストだと思われるルート取りをちゃんと選択して、クイックに掃除を終わらせてくれるんです。
理由としてはセンサーの能力ですね。「DEEBOT N8+」は自動運転やiPhoneのLiDAR機能としても使われている光学式D-ToF技術を応用したTrue Mappingシステムで、部屋の形状や障害物を認識しています。
このセンサー。ほんとに精度凄いですよ。
作成されたマップに沿って最適化されたルートで効率よく掃除してくれるし、家具の脚などは優しくタッチして、その周囲はブラシでしっかりとアプローチ。かなり精巧・精密にセンサーで検知してる印象です。
ひと昔前のロボット掃除機って、椅子の脚や壁に体当たりしていく印象がありましたが、現代のそれはまったく違いますね……。体当たりタイプのロボット掃除機を使っている方は、このインテリジェントさに驚くと思います。
1台2役、掃除しながら水拭きしてくれる
この掃除機、水拭きにも対応しています。
しかも掃除の後にモップがけじゃなくて、掃除しながらモップもかけてくれるんです。掃除と水拭きを同時に済ましてくれるので、効率的なんですよ!
でも「水拭きするとカーペットとか濡れちゃわない?」と心配になる人もいますよね。僕もそう思いましたし。しかし、それは完全に杞憂。モップを取り付けると、カーペットの上には登らないのです。「カーペット検出テクノロジー」という技術でカーペットをちゃんと認識しているんです。
動きを見ていると、吸引口付近まで登りかけて「おっと、これカーペットですやん!」と気づいたように引き返します。
カーペットの縁に沿ってそれを繰り返しているし、1cmくらいのケーブル配線モールは乗り越えていたので、あきらかに彼(DEEBOT N8+)はカーペットに気づいています。もしかすると、夏用の薄いカーペットは乗っちゃうかもしれませんが、アプリでちゃんと禁止エリアを設定することで対応可能です。
特にこの季節は、水拭きすると床もサラッと気持ちよくなります。洗って使えるパッドだけではなく、お手軽な使い捨てパッドも入っているので、普段からガシガシ水拭きしていけるのがいいですね!
ゴミ捨てから解放されるのは素晴らしい
最後にご紹介したいのが自動ゴミ捨て機能。
ロボットが集めたゴミは、充電ドックを兼ねた自動回収ステーションで毎掃除後に自動吸引。最大で30日分ゴミをためておけるので、ゴミ捨ては1カ月に1~2回でOKなんです。
実際に使ってみると、この快適さは悪魔的。
ロボット掃除機って、稼働前後にロボット本体のダストボックスを開けて集めたゴミを捨てなければなりません。これ、毎回で面倒なんですけど、「DEEBOT N8+」はそのフローが自動化されているので、家に迎えてから一度もダストボックスは開けていません。
僕らがやることは月に1~2回ゴミパックを引き出してポイッとゴミ箱に捨てるだけ。手も汚れなくて衛生的ですし、事前準備なしですぐに掃除できるのが最高に快適でした。
僕、もうゴミ収集機能のないロボットには戻れない気がします。そのくらい快適すぎる体験なので、世の中すべてのロボット掃除機が早くこうなってくれることを切に願います。
おうち時間とも相性がいいロボット掃除機
最初は疑ってかかったわけですが……、申し訳ございませんでした。「DEEBOT N8+」ものすごく優秀です。
アプリでの柔軟な設定をはじめ、特にマッピング能力やお掃除機能に関してはかなりのハイレベル。体験としても「これは便利!」と感じるシチュエーションが多いんですよね。
部屋の形状を認識するので広い間取りにも対応できますし、素早く掃除してくれます。部屋を指定して掃除すれば、人間の生活パターンに合わせられます。動作音も比較的静かで、1部屋離れていれば家族との会話もいつもどおりです。自宅にいながらロボットにお掃除を一任できたのが、体験として素晴らしいなと感じました。
これだけ機能が充実していてこの値段なら、素直に「コスパが高い」といって良いと思います。少なくとも、今お買い得なロボット掃除機であることは、疑いようもありません。
コスパの高いロボット掃除機「DEEBOT N8+」
掃除をしっかりと任せられる、高性能でハイコスパな推しロボット掃除機「DEEBOT N8+」(Amazon専売モデル)。最後にもう一度言いますけど、今買わないと損した気持ちになるやつです。
ECOVACS(エコバックス)DEEBOT N8 ロボット掃除機74,800円
Source: ECOVACS, Amazon