カーリング女子 世界が恐れる“クレイジースイーパーズ”が本領発揮 藤沢「私たちの強み」
第3エンド、タッチを交わす藤沢(中央)。左は吉田知、右は吉田夕(撮影・堀内翔)
「北京五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本8-5カナダ」(11日、国家水泳センター)【写真】もぐもぐタイム”でもぐもぐするさっちゃん 世界ランク7位の日本は、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが、14年ソチ五輪金メダルで世界ランク5位の強豪・カナダに8-5で勝利した。今大会初勝利で通算1勝1敗とした。 一丸で勝利を引き寄せた。身長152センチの吉田夕梨花と、145センチのセカンド鈴木夕湖は海外選手から“クレイジースイーパーズ”と恐れられる存在。この日も世界トップレベルのスイープ力を発揮し、好ショットを演出した。 鈴木は「このアイスがありがたいことにすごくスイープがきくアイスなので。どんどんさらによくしていけたらと思います」と言えば、吉田夕も「このアイスは私と夕湖さんがすごく使えるアイスなので。今日はそういうショットがたくさんできた」と、納得の表情で振り返った。 初戦はスウェーデンに逆転負け。だが、藤沢は「ミスの癖は全体的にあったので、それをまず気を付けること。あとはどちらかというとスイープがよくきく氷なので、私たちの強みがスイープっていう部分が一つあるので、それを生かせるように、しっかり投げの、私の幅取りだったりショットの選択だったりをやろうと話をしました」と振り返った。敗戦の反省材料を生かしてつかんだ、大きな1勝だった。