根強い人気の縦型洗濯機ビートウォッシュが出荷1千万台。開発秘話と今の洗濯トレンドを聞いた - 家電 Watch
日立グローバルライフソリューションズは、縦型洗濯機の「ビートウォッシュ」が2022年2月時点で累計出荷台数1,000万台を達成したと発表した。
2004年6月に最初のモデルが発売されたビートウォッシュは「押して、たたいて、もみ洗う」方法によって、渦巻式(縦型の洗浄方式)でもドラム式でもない「第3世代のビート式」として展開。節水しながら汚れ落としの強力さを持つ仕組みとして、今も人気を得ている。
また、洗濯のたびに洗濯槽を自動で洗う「自動おそうじ」を2011年に初めて搭載したほか、フタを折りたたまない一枚板のガラストップデザイン、乾燥機能を高めた「風アイロンコース」などを導入して、今も進化を続けている。
GfK Japanのデータによれば、2021年の洗濯機市場は前年並みの520万台となり、4年連続で500万台を超えた。ドラム式は数量前年比14%増と好調ながら、今も数量構成比でみると、ドラム式が17%、縦型が80%、ニ槽式が3%と圧倒的に多いのは縦型洗濯機だ。
そうした中でも、独自の洗浄方式などで根強い人気を持つ日立のビートウォッシュ。1,000万台達成を振り返り、2004年の立ち上げ時と現在の商品企画担当者それぞれに、開発当時の苦労や現在の動向などについて話を聞いた。
ビートウォッシュの累計出荷台数