父が語る「濱田マリが本当にクリーニング店の看板娘だった頃」
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて、ヒロインの「るい」(深津絵里・49)が住み込むクリーニング店を、夫と共に営む女性。その和子を演じるのが濱田マリ(53)だ。【画像】“モダチョキ”再結成時の濱田
実家はクリーニング店で、“看板娘”だった
父が語る「濱田マリが本当にクリーニング店の看板娘だった頃」
濱田は1992年に「モダンチョキチョキズ」のヴォーカルとしてデビュー。97年の活動停止とともに女優に転身した。朝ドラは「カーネーション」「マッサン」に続き3作目の出演となる。 実は、濱田の実家は神戸市内のクリーニング店経営。今も店頭に立つ実父(78)が「週刊文春」の取材に応じ、濱田が“看板娘”だった頃のことを語った。「(モダンチョキチョキズで)上京する前の数年間、大阪でバンド活動をしながら、行き来して店に出てくれた。看板娘で、当時のお客さんもみ~んな覚えてくれています。あの子には、受付や衣類への名前付けをしてもらってましたね。今のテレビでやってるようにね。5年間くらいかなあ。芸能界の仕事が本当に忙しくなる前です」「カムカム」への出演は、電話で知らされたという。
「あんた、娘さんもクリーニング屋さんに・・」
「『私、クリーニング屋の役になった』と言ったんですよ。時代設定は昭和30年代で、私が修業していた頃。近所のお客さんたちも『あんた、娘さんもクリーニング屋さんになったじゃないか』って、喜んでくれています。クリーニング屋のおかみさん役を、よくやってるのと違いますか。お客さん第一の役でね。テレビの中でやってくれるというのはやっぱり嬉しいねえ。 もちろん、ほんとのクリーニング屋とは違うところもありますよ。テレビでは明るそうにやってますが、実際、小さなシミが抜けないとかでお客さんがけっこう細かく怒ったりとか、神経を使う仕事なんですよ(笑)」 父親の話は、濱田の孝行娘ぶりに及んだ。「あの子は帰ってくると、何をすると思います? 家を大掃除してくれるんですよ。几帳面だからね、自分の家でもピカピカに磨いとる。こっちに帰ってきても、ピカピカが好きなんやろうねえ。ゆっくりしなと言っても、動かずにはいられないんだろうねえ。お風呂掃除して、台所掃除して、掃除機でワーッとやってね。心配もしてくれるし、今でも親孝行ですね」 幼少時の濱田のエピソードや、スカウトした音楽プロデューサーや女優転身のきっかけをつくった人物の証言など、詳しくは1月19日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」、及び1月20日(木)発売の「週刊文春」で報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年1月27日号