ブリティッシュショートヘアの魅力とは?多頭飼いのポイントも解説!
ブリティッシュショートヘアといえば、もっちりとしたフォルムの顔が魅力的です。日本では雑種の猫が最も多く飼われていることもあり、猫の種類は意外と知られていません。今回ご紹介するブリティッシュショートヘアは、2021年の人気猫種ランキングで6位に入っている(アニコム損保調べ)人気猫です。また、インターネットで人気がある猫でもあるので、今回はそれらをご紹介します。
ブリティッシュショートヘアの魅力
まず、ブリティッシュショートヘアの魅力をご紹介します。ブリティッシュショートヘアは短毛種ですが、毛の密度が濃く、「ビロードのよう」と形容される被毛です。短毛種は比較的抜け毛の量が少なく、掃除がしやすいメリットもあります。また、ブリティッシュショートヘアにおいて最も有名な毛の色は「ブルー」と呼ばれる青みがかったグレーですが、クリーム、ブラック、キャリコ(三毛)、ホワイトなどの毛の色も存在します。もともとローマやイギリスにて、ネズミから食糧を守るための門番として飼われていたものですが、大人しく穏やかな性格と言われています。
ブリティッシュショートヘアの人気猫「みかんとじろうさんち」
ブリティッシュショートヘアの特徴の具体例として、ブリティッシュショートヘア5兄弟「みかんとじろうさんち」をご紹介します。じろうさん・みかんちゃん・ぽてと・てんぷら・あんみつの5匹がバケツや棚などのいろんなものに入ったり、寄り集まったりする姿を収めた写真・動画がSNSを中心に人気を博しています。彼らの動画では、5匹ともそこまで俊敏に動かず、静かにカメラに収まっていることが多いです。また、毛の色もブルーホワイト・クリームなど、さまざまな色になっています。これらの特徴が先述のブリティッシュショートヘアの魅力とも合致していると言えるでしょう。2021年12月15日に彼らの写真を集めたフォトブック『猫の絶景』が株式会社KADOKAWA から発売されることからも、その人気ぶりがうかがえます。
多頭飼いで注意すべきポイント
「みかんとじろうさんち」は5匹を多頭飼いしています。多頭飼いの割合は一般社団法人日本ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実態調査 猫 飼育・給餌実態と支出」によると、回答者1412名のうち859名であり、猫を飼っている人の60.8%ほどが2匹以上を飼っていると考えられます。我が家でも猫を2匹飼っており、猫の多頭飼いは意外と身近な行為です。猫は室内を自由に移動し、自発的にトイレをし、好きな時に眠り、自ら定期的に毛づくろいしているので、犬よりは多頭飼い時に注意すべき点は少ないです。強いていうならば・猫が移動できる程度の部屋の広さを確保すること・トイレの個数と設置場所に気を付けることの2点に注意するくらいです。やはり、部屋が狭すぎたり、高低差が無かったりすると猫が自由に動くことができず、ストレスになります。我が家でも、猫たちはソファの上やら棚の上やら、定期的に高さを変えながら生活しています。そして、トイレは猫が増えれば増えるほど設置台数が必要になります。2匹までの場合は1台でもなんとかなるケースもありますし、実際に我が家では1台で運用できていますが、3匹を超える場合は、少なくとももう1台設置が必要です。