見ないフリをしているあの汚れ、「スチームクリーナー」で一掃しませんか?
みなさんの家に、長年見ないふりをしてきた汚れはありませんか?
心当たりありませんか? 目を背け続けた結果出来上がった汚れによる深い闇。取り付けてから一度も洗っていないカーテン、よーく見ると黒ずんでいる水回りのミゾ...。その闇が視界に入るたびに、自分の怠慢さを咎められているような気がして気分がドヨ〜ンとなるんですよね。
あぁ、お掃除するのが面倒臭い…。
さあ、その闇を暴くのが「スチームクリーナー」です。これがあれば、そういった蓄積された汚れが綺麗になるんです。今回は新発売のハンディスチームクリーナー「Shark ハンディスチームクリーナー」を使う機会に恵まれたので、使い心地を紹介しますね。
スチームクリーナーってなに?
100度近い高温の蒸気を発生させるお掃除マシンです。スチームが汚れを浮かすので、頑固な汚れでも簡単にキレイにすることができるとされています。ブラシが届きにくいところや、「ウゲ〜、触りたくない…」という場所もOK。
しかも、使うのは水だけだから、ペットや小さい子どもがいても安心なんですよ。
スチームクリーナーは大きく分けて、細かい場所を掃除するのに向くハンディタイプと、主に床を掃除するスティックタイプ、長時間使用に適したキャニスタータイプの3種類があるのですが、今回は筆者がもともと持っていたスティックタイプと、新たに発売されたハンディタイプの「Shark ハンディスチームクリーナー」の使い心地を紹介します。
スチームクリーナーで闇を一掃
「Shark ハンディスチームクリーナー」のようなハンディタイプは、布製のソファやカーテンといった、掃除が面倒な大物や、年末にお掃除するかしないかでドロドロベトベトになりやすい換気扇や、毎日洗わなければすぐにヌメヌメする排水溝、乳製品の吹きこぼしや油汚れが頑固な塊になったコンロ周りに最適です。
というわけで、さっそくカーテンをスチームクリーでお掃除してみました。
カーテンを洗うと1日がかりですが、これなら1時間もかからず家中のカーテン掃除が終わります。
ハンディタイプを初めて使ってみて感じたのは、意外と重いですね。「Shark ハンディスチームクリーナー」は本体だけで重量が約1.55kg。それに水を入れるので、使用時は約2kgを持つことになります。スティックタイプとくらべるとカサ張らないので、収納には便利です。
ガラスにこびりついた油汚れもスチームで集中的にお掃除。この後に布で拭き取るとピカピカになりました。
このレベルの汚れだと、ハンディタイプのスチームクリーナーではすぐに水が足りなくなります。ここをスチーマーだけで綺麗にするには2度ほど給水が必要でした。こういう汚れに関しては「食器洗い洗剤+重曹」でも綺麗になるので難しいところですが、洗剤で手が荒れてしまうなど薬品が苦手ならスチームクリーナーがおすすめです。
個人的に特にスチームが力を発揮すると感じたのが、スポンジやブラシでは掃除しにくい溝や隙間です。
お風呂場の水栓の温度調節用ボタン(?)は湯垢が溜まりやすく、いつみても不潔な気がしていたので、ここぞとばかりに「Shark ハンディスチームクリーナー」でお掃除。
スチームで汚れを浮かし、その後にブラシで汚れをかき出すと簡単に綺麗になりました。ありがとう、スチームクリーナー!
約100度の高温スチームなので、殺菌や防カビ効果も期待でき、キレイを保ちやすい環境にしてくれるから次からのお掃除も楽になります。
ちなみに、ハンディタイプは、床などの広い面積の掃除には不向きです。床や畳を掃除したい場合は、スティックタイプが断然便利ですね。
わが家にはネコが2匹いて、彼らは主に絨毯の部屋で過ごしています。なので、スティックタイプのスチームクリーナーをこまめにかけて殺菌と匂い対策をしています。高温でダニも殺せるので、万が一ネコがダニを運んできていたとしても慌てずにすみます。
畳にも使えるので、和室の防カビ/ダニにも使っています。畳を干すのは一苦労なので、スチーマーで手軽にお掃除できるのは本当に助かりますね。スチームした後の絨毯と畳の足触りは心地よく、病みつきになりますよ。
さらに、これは思わぬ副産物でしたが、スチームクリーナーを買ってから心に余裕が生まれました。
例えば、子どもが遊びに夢中になっていて絵の具を絨毯にこぼしたり、ネコが嘔吐してしまったりしても、「別にスチーマーで掃除すればいいや。」と思えるようになりました。
完全に染みついてしまえば落ちませんが、すぐに処理すれば汚れはかなり薄くなります。洋服についたシミも、スチーマーをした後に洗濯すると落ちやすいと感じています。
掃除以外にも使うならハンディタイプが活躍
スチームクリーナーってニッチな場所の掃除にしか使えないの? いえいえ、そんなことはありません。ざっと思いつくだけでも、以下のようなことができます。
シルク素材やコットンシャツなど、着ようと思ったらシワシワだった…、なんてことありますよね。そんな時はスチームクリーナーの出番です。
アタッチメントを変えれば、ハンガーにかけたまま、あっという間にシワを伸ばすことができます。お手入れがニガテだからと敬遠しがちなオシャレ着を着る機会を増やせますね。
この時期は花粉落としにも使えます。匂い落としもできるので、うちは玄関に置きました。常時置いておくなら、比較的コンパクトなスチームクリーナーが有利ですね。
花見×BBQといった花粉と匂いのダブルパンチにも対応できちゃいます。
電池式のぬいぐるみや、お腹などを押すと喋り出すぬいぐるみは子どもに人気ですが、洗えないのが難点ですよね。ぬいぐるみはダニの温床になりやすいとも言われるので、心配になります。
わが家の場合は音がでるものではなく、作りのしっかりした洗濯不可のぬいぐるみなのですが、お手入れはやっぱりスチーマーです。
やりすぎてビショビショにしてしまうと危険ですが、ぬいぐるみとスチーマーの間にタオルを入れるなど、工夫をすればちゃんとお掃除できますよ。
腰が重い掃除はスチームクリーナーで楽にしよう
溜まっていく汚れに気づいていながら目を背けていたら、あっという間に汚家になっていきますよね。汚れを見過ごしていることに対する後ろめたさで、心も曇ります。
私にとって、スチームクリーナーはそんな家と心の闇の部分をキレイにしてくれるアイテムだと感じました。
高温になるので、耐熱ではないガラスや鏡、特殊加工が施されているフローリングなど使えないシーンもあるので注意は必要。それでも、ずっと汚れが気になっていた場所の掃除をできるだけ労力をかけずに解決したいなら、手に取ってみる価値はありますよ。
【Shark 公式】 Shark ハンディスチームクリーナー
12,100円
Photo: 中川真知子
Source: Shark