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「keenon」(キーンオン)の配膳ロボット新機種「T8」の進化点おさらい!わずか50㎝の通路も走行 テクトレ「1日に2万台以上が稼働中」

商業向けサービスロボットに的を絞り、商業化を前提とし製品開発に臨んでいる「KeenOnRobot(キーン・オン・ロボット)」と販売代理店契約を結んでいるは、KeenOn製の配膳ロボットの新機種「T8」を発売したことを2021年9月22日に発表した。サスペンションの改良、免震トレーの発売、カメラセンサーで料理を検知、音声制御など、配膳ロボットに新機能を追加している。コロナ禍で非接触の環境のニーズが高まっているが、「T8」はセンサーの活用によって、来店客は一切、ロボットに接触せずに配膳を受けることができる。「T8」は細い通路でも通行可能で、わずか50㎝でも問題なく通れるため、狭い居酒屋などでも活用できるという。keenonロボットには自動運転アルゴリズムを搭載されており、±10mmの停止精度を誇る制御技術はサービスロボット業界ではトップレベルだと同社は語っている。なお、2021年の7月までに同社が販売した全体のロボットのうち、オンラインで稼働中のロボット台数だけでも、1日に2万台を突破しているという。

新機種では、利用者が料理を取った後に、ロボットが自動的に次のタスクを実行できるようになっている。また、取り間違いへの対応や、料理の取り出しやすさなども改良。音声制御も可能。音声は中国語と英語に対応しており、日本語も準備中だ。

料理を取ったあとにロボットが勝手に次のタスクを実行するので、画面をタップする必要がなくなり、完全無接触となる。

「keenon」(キーンオン)の配膳ロボット新機種「T8」の進化点おさらい!わずか50㎝の通路も走行 テクトレ「1日に2万台以上が稼働中」

目的地に到着すると、料理が載っている段のみパトライトが着くので、取り間違いがなくなる。万が一、違う段の料理を取るとパトライトが赤く点灯し、警告してくれる。

料理の取出し口は300°もあり、どの方向からも取りやすくなった。

音声制御、言葉をかけるだけでロボットが動く、とうとうこういう時代が来た。現在中国語、英語は対応済みで日本語の対応は準備中とのことだ。

その他、前方カメラセンサーの可視範囲が広くなり、より安全になった。また、複数台(制限なし)のスケジューリングにより効率よく働くことが可能となる。■【動画】KEENONロボット免震トレー

■【動画】keenonロボットでカプチーノを

製品情報:https://keenonrobot.jp/t8/関連記事中国で約80%のシェアを持つ配膳用サービスロボット群を一挙に紹介「展示会HCJ2021」で展示へ関連サイト