油汚れも車もピッカピカ! ケルヒャーセンターで高圧洗浄機からクリーナーまで試しまくる
ケルヒャーセンターの凄いところは、製品の展示・販売だけでないところ。高圧洗浄機やスチームクリーナーなど、ホームセンターなどでは体験できない性能を、身をもって体験できる。
テレビショッピングでは、演者が大げさに製品を紹介しているが、どうにも「まゆつば」という方はぜひ体験することをオススメする。まぁテレビショッピングは、ケルヒャーの製品によく似た黄色のボディーだが、まったく別会社の製品だったりして、そこからしてもう怪しいという話も。本物のケルヒャーの製品を試してみて欲しい。
●スチームクリーナーのデモ
まず筆者のような主夫も含めた主婦の皆さんが、興味津々なスチームクリーナーからデモを見せていただいた。店内には、いつでもデモができるように、フローリングのサンプルや畳、汚れの素となるコーヒーやクレヨンなどが用意されているのだ。
体験で使ったスチームクリーナーSC4たたみやじゅうたんなども用意されている。こんな汚れは落ちるの? というソースや油モノなどを持ってきてもいいだろうフローリングに描かれたクレヨンの汚れも一瞬で消えた!また説明員さんは、機能だけでなくテレビ通販では教えてくれないテクニックも披露してくれる。たとえばじゅうたんにコーヒーをこぼしてしまった場合。素人考えでは、ブラシで擦りながら汚れを少しずつ落としていく。しかし、もっと素早く掃除する方法があるというのだ。
その裏技がコレ。片手に乾いた雑巾を持って、数センチ離したところから斜め45度の角度で床の汚れにスチームを拭きつける。すると、スチームで汚れが落ち、その勢いで汚れたスチームが雑巾に飛んでいき、素早く汚れが落とせるというのだ。
ん~。これは凄いテクニック! テレビショッピング大好きだけど、このテクを紹介しているのは見たことないな。
コーヒーをこぼしたところにスチームを当てると、ちょっと時間がかかるものの、そこだけ丸くきれいになる雑巾を軽く当てながらスチームを斜めに噴射するのがポイントスッゲ! 10秒しないうちに、じゅうたんの汚れが雑巾に移った!さらに本当にキッチン周りの汚れが落ちるのかどうか? 知りたい場合は、調理器具や五徳の一部を持っていけばいい。
今回は、うちで一番汚れているやかんを持ち込んだ。油がカチカチに固まっているので、普通はスクレイパーなどの刃物でコソゲ落とさないと、歯が立たない汚れだ。
アテンダンドさん曰く、これはかなりヒドイですね。スチームだけではすぐに落ちないや……と「こういうときは、ブラシに軽く石鹸(普通の手を洗う石鹸)をつけてから、スチームを当てるとキレイにできるんですよ」と言って、デモを続行。
おお! なんかもう落ちてるっぽい!10秒ぐらいスチームを当てただけ、元々のステンレスが見えてきた!とはいえアテンダントさんの技量によるところが大きいかもしれないので、今度は編集部の西村さんがチャレンジ!
油汚れがひどいやかんでデモ。ブラシに石鹸をつけてからスチームを当てるこれは体験したことがなければ、凄さが分からないと思うので、ぜひショールームに行ってコツを教わってから、自分でやってみるのがオススメ! ただし冷やかしで行くと、絶対に欲しくなっちゃうので、その辺は各自覚悟するべし!
編集・西村さんがチャレンジなんと10秒で、ここまでキレイに!●高圧洗浄機のデモ
高圧洗浄機の洗車デモは、まず業務用機から見せてもらった。なぜならケルヒャーは、業務用機の高い技術を使い、家庭用にコンパクトで手ごろな性能を安く販売しているからだ。高圧洗浄機は写真では伝えづらいので、ムービーを参照して欲しい。
なお今回は特別に自家用車で試させてもらったが、自家用車でデモをする場合、通常は家庭用を使うので、その点は注意していただきたい。
業務用の高圧洗浄機で洗車デモ。ホイルが真っ白になるのはもちろん、物凄い音を立てるので一戸建てでも使うにはちょっとはばかられるかも? しかも温水を使っているので、湯気まで立っている家庭用の高圧洗浄機は、冷水を噴射する。しかし業務用機と比べても時間も汚れの落ちもほぼ同じで、ホイルは真っ白になった。
家庭用の高圧洗浄機は冷水を噴射。今度は前輪のホイルで試したが、こちらも同じく真っ白になった今度は玄関や外階段などの汚れだ。見慣れたブラシで清掃すると、まあこんな感じだろう。
玄関や外階段の汚れをブラシで清掃。かえって汚れが広がっているご覧のように泥汚れがかえって広がってしまうだけでなく、力も必要なので大変な作業になる。しかし高圧洗浄機を使えば、素早くキレイになるだけでなく、窪みや穴などもきれいになっているのが分かるだろう。
とくに外階段などは、滑り止めで凹凸が付いているタイルを使っているので、作業が劇的にラクに、よりキレイになる。
高圧洗浄機を使うとあっという間にキレイにまた高圧洗浄機は家庭用でも運転音が大きくご近所に迷惑では? という方に見て欲しいの次のムービー。映像の左側が静かな「K3サイレント」モデル、中央が従来式の「K2」モデル、右側の小さいモデルが「K2クラシック」というコンパクトモデルだ。
ここでは、マンションではちょっと音が大きい「K2」と、最新式で機能はそのままながら静かな「K3サイレント」との運転音の違いを聞き比べて欲しい。
従来式の「K2」と、静音性が高い「K3サイレント」で運転音を比較また車で行けば、どのぐらい洗車がラクになって、どのぐらい汚れが落とせるかも、実際に体験できる。洗剤を噴射するオプション品をセットすれば、泡状の洗剤を吹きつけられる。
洗剤ボトルの追加ガンで泡状の洗剤を吹きつける次にスポンジで軽く擦り洗い、最後は高圧洗浄を上からかけるのがポイント実際の流れは、次のようなムービーになる。
洗剤を吹きつけるすすぎ工程大量の水を使うように思えるが、高圧洗浄機を使うと普通に水道ホースで洗車する1/3の水でいいという。これはお財布と自然にも優しい!
●窓用バキュームクリーナー・掃除機
また窓掃除に革命を起こしたという窓用バキュームクリーナーのデモも爽快だ。
付属のスプレーボトルで、まず洗剤を吹きかけて、タオルで伸ばしつつ大まかな汚れを取る。その後バキュームクリーナーで窓を拭くと、拭き後が一切残らず、窓がピカピカになる。
タオルや普通の窓拭きワイパーだと、どうしても拭き跡や筋が残ってしまうが、これを使うと、まるでビルの窓掃除のプロが清掃したようにキレイ。筋1本も残らない仕上がりが、素人にもできるとあって人気ということだ。
付属のスプレーボトルで軽く洗剤を噴射窓用バキュームクリーナーで水分を吸い取りながら、ワイパーでキレイにしていく拭き跡一切なし!また最近はサイクロンブームに押されてしまっているが、家庭用の乾湿両用バキュームクリーナーも同社からリリースされている。とにかく吸引力が強く、ボーリングの玉を持ち上げてしまうほどだ。
掃除機のホースと実験器具にセットして吸い込むと、楽々5kg近いボーリングの玉を持ち上げる! 物凄い吸引力