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悪循環から脱出するには…掃除洗濯のルーティンが鍵!5人家族我が家の場合

佐々木弓子(50)時短家事(109)時短(393)

日々の掃除と洗濯。頻度や暮らし方も人それぞれですので、人の真似をしたり一般的なやり方ではときに自分を苦しめます。自分に合ったやり方やざっくりでもいいので、ルーティンを構築することがカギ。そうするとメンタル的にも救われ、効率よく進めることができます。

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目次

● 掃除について● 洗濯について● 自分のための掃除洗濯ルーティンを決める● まとめ

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。毎日の生活の中で、ある程度はこなしていかないといけない掃除洗濯。しかし、ただやみくもに「やらなくてはいけない」と思い続け、知らず知らずのうちにハードルが高くなっていませんでしょうか?できないことで自分を責めてしまい、マイナスなスパイラルに陥るのは辛いですよね。ライフスタイルや自分に合ったやり方を考えることで、もっと家事がラクになります。筆者自身が見つめ直した掃除、洗濯のルーティンを紹介します。

掃除について

まず自分はどのように掃除をしたいか、見つめ直してみましょう。頻度や方法、掃除のこだわりや理想、さらには実はココの掃除は好きなのかも……などという発見もあると思います。掃除をするタイミングは家族がいないとき、またはあえて家族がいるときに……など、いろいろな事情もあるわけですが、自分が気分よくできるのが一番です。

ヘラス・テラス

【筆者の場合】・週2回はたき&ていねいに掃除機がけをしたいが、週1回でもよしとしている(ハタキが好き)・トイレ掃除は2日に1回はしっかりやっておきたい(義務だと思っているところあり)・お風呂全体の念入り掃除は週1回やる(一番好きではない掃除)・キッチンシンクや洗面ボウルは気がついたとき、できるときにやる(割と好きなので)・拭き掃除は自分のタイミングや気持ちに従いできるときにする・大掃除レベルの箇所は、運動がてら年末にまとめてやる(体重増加防止という名の後回しにする言い訳?)正直なところマメなタイプではなく、気がついたらやる、でもきれいにしておきたい、そんな感じです。このように書き出してみるだけでも気づきがあります。

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ライフスタイルや環境により、毎日できるのかできないのか、さまざまだと思います。毎日こまめにやっておくことで「自分がラクになる」「気持的に満足する」「溜めたくない」そんな掃除があれば、毎日やりたい掃除に挙げておきましょう。私の場合は、コードレスのスティック型掃除機で気になるところを掃除する、水回りを整える、あとは週1~2回のしっかり掃除でまとめてリセットしています。

 悪循環から脱出するには…掃除洗濯のルーティンが鍵!5人家族我が家の場合

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筆者の場合、お風呂の全体掃除が億劫な掃除No.1。週1はがんばろうと決めつつ、余裕のあるとき、もしくは「いよいよだな」という状態のときに取り掛かります。どうしても今日はできない、またはやりたくない……、そんなときは諦め、自分を許し、やらなくても全然大丈夫! としています。大掃除レベルの箇所は、年末以外にもGWや夏休みなど、時間が取れるときにやる、または分散して毎月ごとに組み込むなど、ライフスタイルに合ったやり方がはまれば、無理なく取り組むことができますよ。

洗濯について

掃除と並行して洗濯もこなしていくわけですが、本当はどのように洗濯をしたいかを考えてみましょう。家族構成やライフスタイルで、洗濯事情は大きく変わります。頻度や方法、タイミングに関しては、掃除よりは自由なのかもしれません。朝派、夜派、日中に仕事をしながら派、外干し派、部屋干し派、干す場所に制限あり……など、理想と現実もさまざまあると思います。

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【筆者の場合(5人家族、子どもは小中高の女子3人)】・毎日最低でも洗濯機は2回まわす・雨の日以外は外にドーンと干す、雨の日は常設の室内用物干しホスクリーンに干す(干す作業は好きですが「たたむ」「しまう」のはあまり好きではないのでハンガー収納も導入)・基本は朝洗濯(忙しいときは夜に回して干す)・浴室乾燥や洗濯乾燥機は量的にもスペース的にも難しい・シーツなどの大物は週1回でよしとしている

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こちらもご家庭によりさまざまですね。我が家は衣類系で1回、タオル系で1回が基本のスタイルで、衣類とタオルを分けて洗濯カゴに入れてもらっています。子どもの部活や夫のゴルフなどで、時折洗濯回数が増えることもあります。

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枕カバーやシーツなどの寝具系やマット系なども、週に1~2回は洗いたいところです。毎日洗う方もいらっしゃるかと思いますが、自分なりの頻度を決めておくことで、がんばりすぎを防ぐ、もしくはさぼりがちも防ぐことができます。

自分のための掃除洗濯ルーティンを決める

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掃除洗濯についていろいろ試しつつ、自分なりのルーティンを決めておきましょう。私は見えていないと忘れるので、家事ボードと称したマグネットボードに、ゆるく計画を立てて目立たない箇所に掛けています。一覧表を作る、手帳に書いておく、などやり方は自由! 自分がわかればOKです。いつ行ったのか忘れてしまうので、覚え書きの効果もあります。がんばり屋さんにはやりすぎ制御に、おさぼりさんには戒めともなりますが、自分に合った計画ならば挫折もせずに行いやすいですね。

まとめ

しっかりと計画的に取り組んでご褒美時間を満喫するという目的で、気がついたときに気持ちの向くまま取り掛かるというのもありです。どちらにせよ、やる気と効率アップの武器となる道具や方法があれば、どんどん使いたいところ。玄関とベランダの掃き掃除は同じタイミングでやるなどの「セット掃除」や、お風呂に入っているときに浴室の掃除をしてしまう「ながら掃除」、一緒に洗濯するものを決めておく「グループ洗濯」など、やり方はさまざまあります。自分自身のライフスタイルや自分に合ったやり方を見つめ直して、効率よく、なるべく取り掛かりやすく簡単なシステム、簡単なルーティンにして進めたいですね。今回の記事が、みなさんの参考になれば幸いです。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。