新機能もいいけど、セキュリティ対策だいじ!iPhoneユーザーはiOS 14.6にアプデしてね
本日(5月25日)、Apple(アップル)はiOS 14.6をリリースしました。このiOS 14.6にはAirTagsの新機能、Apple Podcastのサブスクリプション機能のサポート、そしてもっとも重要なこととして、ほとんどすべての最新のiPhone、iPad、およびiPod Touchデバイスを対象としたいくつかの主要なセキュリティアップデートが含まれています。
iOS 14.6の一般向きの新機能は、Apple Cardのファミリー共有とApple Podcastのサブスクリプションを可能にするアップデートです。また、AirTagやFind My Networkアクセサリに、電話番号ではなくメールアドレスを追加できるようになりました。
またApple Musicユーザーのために、iOS 14.6ではDolby Atmosとロスレスオーディオのサポートが含まれており、これらはいずれも来月中に提供される予定です。
とりわけ重要なアップデートとしては、ハッカーがコードを実行したり、個人情報を公開したりすることを可能にする悪意のあるオーディオファイルや、悪意のある人物にルート権限を与える可能性のあるマルウェアに対して、以前から報告されていたセキュリティホールに至るまで、幅広い脆弱性に対応する多数のセキュリティアップデートが含まれています。
iOS 14.6のセキュリティアップデートはとても重要で、過去5年間に同社が製造したほとんどすべての主要なモバイルデバイス(iPhone 6s以降、iPad Pro、iPad Air 2以降、iPad第5世代以降、iPad Mini 4以降、iPod Touch第7世代以降を含む)に影響します。
Apple Cardを持っていなくても、Apple Podcastを使っていなくても、AirTagを買っていなくても。iPhoneやiPadをお持ちの方は、できるだけ早くiOS 14.6にアップデートしましょう。