コロナ対策など“三密”回避に向けた法人向け換気診断モニターキャンペーンをダイキンが開始
全国で3200人を超える感染者が確認されるなど新型コロナウイルス禍が続く中で、多くの従業員を抱える企業のオフィスはもちろんのこと、飲食店やクリニックなどさまざまな場所で重要になるのが「三密」の回避です。特に密閉された空間では換気が重要になるのですが、どれだけ換気が必要なのか、換気がちゃんとなされているのか、オフィスや飲食店など環境によって異なります。
こうした状況を背景に、ダイキン工業がIAQ(空気質)センサー&AI(人工知能)コントローラー「Beside(ビサイド)」のCO2センシング機能を活用した「換気診断モニターキャンペーン」を実施すると発表しました。
このキャンペーンは、同社が運営する「CLUB DAIKIN」会員の飲食店やクリニックなどの店舗、換気が気になるオフィスなど、最大100法人を対象に無料で実施するもの。2020年12月23日から2021年1月5日まで参加希望の法人を募集し、2021年1月中旬からモニターを開始する予定とのことです。
■換気診断モニターキャンペーンの実施内容
・貸し出しした「Beside」を普段から換気が気になっている場所に設置する
・「Beside」がCO2濃度を1週間にわたってセンシングする
・センシングデータに基づくCO2濃度の推移のグラフと、効果的な換気方法を「診断書」にまとめて報告する
■モニター参加企業のメリット
・効果的な換気ができているかどうかを視覚的に確認できる
・CO2濃度が1000ppmを超える時間帯がある場合、それを把握でき、店舗の運営や換気の強化など具体的な対策が可能になる
空気の質をセンシングするBesideは貸し出しのため返却が必要になりますが、換気対策を行いたい企業や店舗などには役立つのではないでしょうか。
・『換気診断モニターキャンペーン』募集ページ
https://www.daikinaircon.com/clubdaikin/campaign/kanki-shindan-office/
●Besideとは
内蔵するセンサーとクラウド情報から、「温度」「湿度」「照度」「CO2」「天気」の情報を取得して分析するというもの。換気機能を搭載するダイキンエアコンと連動し、空気質(CO2濃度)を診断して自動で換気する機能(※)を搭載するほか、換気機能が付いていないエアコンでも換気のタイミングをアプリで確認できるようになっています。
※ダイキン適用機種:R/RXシリーズ(2013~2020年モデル)、M/MXシリーズ(2020年モデル)
そのほか、2007年製以降のダイキン壁掛けルームエアコン(マルチ接続タイプは除く)であれば、Beside専用アプリでエアコンの遠隔操作もできるようになります。
・IAQセンサー&AIコントローラー「Beside」製品情報ページ
https://www.daikin-launch.jp/onlineshop/detail02