SequansのMonarch 2 GM02SモジュールがNTTドコモおよびKDDIとの相互接続性試験を完了
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【パリ2021年12月13日PR Newswire】Sequans Communications S.A.(NYSE: SQNS)は、Monarch 2 GM02Sと、日本の大手携帯電話会社2社のNTTドコモおよびKDDIとの相互接続性試験が完了したと発表した。Monarch 2 GM02SはSequansの第2世代Monarch 2プラットフォームをベースに、メーター、トラッカー、センサー、ウエアラブルを含むmassive IoTアプリケーションをサポートするために設計されたLTE-M/NB-IoTである。Monarch 2 GM02Sモジュールは、極めて低い電力消費を実現し、世界のあらゆる帯域での展開を支援するintegrated SIM(iUICC)およびSingle-SKU(TM)RFフロントエンドをサポートする。これは、Sequansの第1世代Monarchプラットフォームと完全な下位互換性がある。
NTTドコモの藤間良樹ソリューションサービス部長は「当社のIoT顧客は、SequansのMonarch 2 GM02Sモジュールの完成度と極めて低い電力消費から恩恵を受けることになる。このモジュールは強力な機能を備え、デバイスメーカーが当社のLTE-Mネットワークで新製品を素早く開始することを可能にする包括的なIoTコネクティビティーソリューションである」と語った。
KDDIの辻大志サービス技術部長は「SequansのMonarch 2 GM02Sモジュールは、今日の市場で最も高度なセルラーIoTコネクティビティーソリューションの1つである。このモジュールは低消費電力を実現し、世界のさまざまな帯域に展開可能であり、IoTでの成功を支援する。われわれは、SequansのMonarch 2 GM02Sモジュールが当社の認証試験に合格し、当社ネットワーク上で新しいIoTデバイスの設計と展開をサポートする準備が整ったことをうれしく思う」と語った。
SequansのGeorges Karam最高経営責任者(CEO)は「日本は世界で最もエキサイティングなIoT市場の1つであり、当社のMonarch 2 GM02Sモジュールが今後、日本のIoT開発者とデバイスメーカーをサポートできることをうれしく思う。日本は、スマートシティー、スマートホーム、ウエアラブル、その他のIoT関連技術で優れた専門技術を備えており、Sequansにコネクトされた多数の新しいIoTデバイスが近いうちに日本のモバイルネットワークで開始されるのを期待している。今回の新しい1歩は、欧州や北米ですでに大規模に使用されているMonarch 2 GM02Sモジュールの展開範囲を拡大するものである」と語った。
▽Monarch 2 GM02Sモジュール製品の詳細Monarch 2 GM02Sは、業界で最も高度なLTE Cat M1/NB1/NB2コネクティビティーソリューションである。Monarch 2 GM02Sは、Sequansの第2世代Monarch 2チッププラットフォームに基づいており、massive IoTをサポートするように設計され、最適化されている。Monarch 2は、性能および電力消費の大幅な向上を提供するとともに、最高の完成度で、かつLTEエコシステム全体で実証済みであるSequansの既存LTE-M/NB-IoTプロトコルスタックに基づいているため、Monarch 1顧客向けのシームレスな移行も提供する。Monarch 2 GM02Sは、標準ベースかつGSMAに準拠し、クラス最高のセキュリティーを提供する統合ハイレベルなEAL5+ secure enclave によって実現されたintegrated SIM(iUICC)の強力なサポートを提供する。Monarch 2 GM02SにはSequansのSingle –SKU(TM)RFフロントエンドが組み込まれ、真の世界規模の展開能力のために世界のあらゆる帯域での展開をサポートする。低電力アプリケーションのMCUによって、顧客は機能豊富なSDKを介してモジュールに独自のコードを移植できる。極めて低い電力消費に加え、Monarch 2 GM02Sは、業界のあらゆるLTE-M/NB-IoTモジュールによってサポートされる最低の電圧である2.2 Vからのシングルレールパワーサプライを活用している。
▽SequansについてSequans Communications S.A.(NYSE: SQNS)は、セルラーIoTコネクティビティーソリューションの有力な開発企業およびサプライヤーで、5G/4GのmassiveおよびブロードバンドIoT向けのチップおよびモジュールを提供している。Sequansは、同社のフラグシップMonarch LTE-M/NB-IoTとCalliope Cat 1チッププラットフォームに基づく包括的な製品ポートフォリオを提供し、業界をリードする低電力消費、一連の統合機能、世界展開能力を特徴としている。5G/4GブロードバンドIoTアプリケーション向けに、Sequansは低コストの住宅、企業、産業アプリケーション向けに最適化された同社のCassiopeia Cat 4/Cat 6 4Gおよび高性能のTaurus 5Gチッププラットフォームに基づく製品ポートフォリオを提供している。2003年創業のSequansはフランスのパリを本拠とし、米国、英国、イスラエル、香港、シンガポール、フィンランド、台湾、韓国、中国にオフィスを構えている。Sequansのウェブサイトwww.sequans.com を参照するか、Twitter(https://twitter.com/sequans )、Linked-In(https://www.linkedin.com/company/28625/admin/ )をフォロー。
将来予想に関する記述(http://www.sequans.com/news-events/press-release/forward-looking-statements/ )
▽NTTドコモについてNTTドコモは、8300万以上の加入者を擁する日本の有力なモバイルオペレーターで、3G、4G、5Gモバイルネットワーク技術への世界で最も重要な貢献企業の1つである。中核となる通信サービスに加え、ドコモは多数の事業体(+dパートナー)と提携して新しいフロンティアに挑戦し、人々が生活し、仕事をする方法を変えるエキサイティングで便利な付加価値サービスを生み出している。2020年以降の中期計画によると、ドコモは最先端の5Gネットワークを開拓し、顧客の想定を超えて顧客を驚嘆させ、活気づける革新的なサービスを推進している。 https://www.nttdocomo.co.jp/english/
▽KDDIについてKDDIは、個人・法人のお客さま合わせて約6,000万の契約数を有し、通信を中心に周辺ビジネスを拡大する「通信とライフデザインの融合」を推進しています。個人のお客さまには主に「au」、「UQ mobile」、「povo」ブランドの移動通信と固定通信サービスに加えて、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを提供しています。海外では、ミャンマーとモンゴルにおいて個人のお客さま向けサービスを提供し、「通信とライフデザインの融合」モデルを展開しています。さらに、法人のお客さまには、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携によりお客さまのデジタルトランスフォーメーションをサポートするほか、KDDI「IoT世界基盤」や「TELEHOUSE」を軸に、グローバル規模でお客さまのビジネスに貢献するサービス・ソリューションをワンストップで提供しています。KDDIグループは、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、SDGsの取り組みを加速させ、お客さまや社会とともに持続的な成長・発展を目指していきます。
https://www.kddi.com
▽問い合わせ先
Sequans media relations: Kimberly Tassin (USA), +1.425.736.0569, kimberly@sequans.comSequans investor relations: Kim Rogers (USA), +1 385.831.7337, kim@haydenir.com
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(日本語リリース:クライアント提供)