【インド】米テスラ、新たに3車種の認可を取得
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米電気自動車(EV)大手のテスラがインド道路交通・高速道路省から3車種の販売認可を取得したことが13日までに分かった。今年9月に取得した4車種に次いで計7車種となる。ビジネス・ライン(電子版)が伝えた。 同省のポータルサイト「バハン」で明らかになった。3モデルの詳細については公表されていない。 一方で、テスラはインド政府に対して輸入関税率の引き下げを強く求めている。インドでは、輸入単価(CIF=運賃・保険料込み)が4万米ドル(約453万5,000円)を超えれば関税率は100%となる。4万米ドルを下回れば60%まで下がるが、テスラの売り上げの9割を占めるスポーツタイプ多目的車(SUV)の「モデルY」やセダンの「モデル3」の価格帯は4万米ドル前後と微妙だ。 高関税率の背景には、EVメーカーに現地生産を促したいインド政府の狙いがあるとみられる。テスラは、まずは製品の輸入から始め、その後、市況を見て工場を建設する考えのようだ。