パナソニック、「からまないブラシ」の掃除機。ゴミが見えるLEDライト付き

パナソニックは、髪の毛などがからみにくい「からまないブラシ」を採用したキャニスター型掃除機3機種を8月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、サイクロン式の「MC-SR590K」が68,000円前後、「MC-SR39K」が57,000円前後。MC-SR590Kにはゴミを見やすくするLEDライトを備えるほか、本体カラーや付属品が両機種で異なる。また、紙パック式で日本製の「MC-JP840K」も発売し、店頭予想価格は63,000円前後。

3機種ともヘッド部に「からまないブラシ」を採用。円すい形のダブルブラシが、からんだ髪の毛やペットの毛を自然に除去するため、ブラシの手入れにかかる負担を軽減できる点を特徴としている。髪の毛を使った同社の実証実験では、99％以上の髪の毛がからみつかなかったという。

またヘッド部にイオンプレートを搭載しており、マイナスイオンで静電気を抑えてフローリングの菌も効果的に除去。抗菌ブラシとあわせて拭き掃除の効果もあるという。

目に見えない約20μmの微細なハウスダストまで検知する「クリーンセンサー」も搭載。取り残しを光で知らせるため、ゴミを取り逃がさないとしている。

サイクロン式掃除機は、ダストボックス内部のゴミの付着を抑え、強力なパワーが持続する独自の「ダブルメタル」を採用。ダストボックスにゴミが溜まっても約99％以上パワーが持続し、ゴミが付着しにくいため手入れも簡単としている。

紙パック式掃除機は、日本製の「Jコンセプト」シリーズ。本体もアタッチメントも軽量設計で、グリップの抗菌加工など毎日の使いやすさを追求している。

サイクロン式の「MC-SR590K」と紙パック式の「MC-JP840K」には、LEDナビライトを備えた子ノズル付き。ライトは低い角度で取り付けられており、ゴミが浮き上がって見えるため、家具の隙間や部屋の隅の暗い場所もしっかり掃除できるという。

いずれも、新たにアタッチメントの手元グリップと本体の持ち手グリップが抗菌加工になり、手の触れる部分を清潔に保てるようにした。

サイクロン式「MC-SR590K」と「MC-SR39K」の本体サイズは、238×327×290mm(同)。重さは2.6kg。吸込仕事率は約60〜200W。消費電力は約250〜720W。運転音は約59～62dB。集じん容積は0.25L。コード長は5m。

「MC-SR590K」のカラーはホワイトで、ワンタッチ手元ブラシ/ふとん清潔ノズル/すき間用ノズル/ホース掛け/つぎ手パイプが付属。「MC-SR39K」のカラーはブラウンで、ワンタッチ手元ブラシ/2WAYノズルが付属する。

紙パック式「MC-JP840K」の本体サイズは、195×383×191mm(幅×奥行き×高さ)。重さは2kg。吸込仕事率は約100〜300W。消費電力は約380〜850W。運転音は約59～62dB。集じん容積は1.2L。コード長は5m。ワンタッチ手元ブラシ/すき間用ノズル/ホース掛け/つぎ手パイプ/紙パックAMC-HC12(1枚)が付属する。カラーはホワイトとベージュの2色展開。