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庭の落ち葉は捨ててはいけない。その使い道とは?

庭の落ち葉は捨ててはいけない。その使い道とは?

 庭の落ち葉は捨ててはいけない。その使い道とは?

落ち葉を集めて、捨てるのは大変ですよね。でも、捨てるべきではありません。マルチングとは、畑の表面を紙やプラスチックフィルム等で覆うことですが、落ち葉は自然のマルチング材になります。落ち葉の役目は、生きている植物とその植物が育つ土壌を守り育てることです。お住いの地域の自治体の落ち葉や庭のゴミの回収スケジュールを確認するのもいいですが、落ち葉を自分で貯めておくこともできます。やり方をご紹介しましょう。

落ち葉はそのまま放置しておく

庭が落ち葉で覆われているなら、周囲に落葉樹や低木があるはず。つまり、落ち葉はそのまま放置しておいて構いません。全米野生生物連盟が2014年に発表したブログ記事によると、落ち葉は基本的に無料のマルチング材になります。根を保護し、水分レベルを一定に保ち、分解されるときに土壌を肥やしてくれます。さらに、落ち葉の層は、雑草が根付くのを効果的に防いでくれます。それなのに、全部捨ててしまうなんてもったいないですよ。もちろん、芝生が落ち葉で覆われて窒息しそうになると、町内会から注目されてしまうかもしれません。そのような場合の選択肢は2つです。芝生の主要な部分から落ち葉をかき集めてガーデンベッドに移すか、適切なマルチング材にしてしまうかです。

落ち葉を細かく裁断して撒く

落ち葉は、そのままではマルチング材としてはあまり実用的ではありません。厚くて重いのになぜか風で飛ばされやすく、分解されるにも時間がかかります。しかし、細かくした落ち葉はマルチング材にするには最適です。細かく砕いたほうが早く分解されますし、また、敷き詰めやすく、吹き飛ばされにくいので、好きな場所にマルチングすることができます。落ち葉を細かくする方法はいくつかあります。全米野生生物連盟のブログでは、大きなゴミ箱に落ち葉を入れ、刈込バサミで細かく裁断することをすすめています。手押し車や大きなバケツを使っても良さそうです。また、芝刈り機を使うこともできます。Bob Vilaのウェブサイトに詳しい手順が掲載されていますが、コツは芝刈り機の設定を最高にして、刈り取った芝を入れる袋を外すことです。落ち葉の上を芝刈り機で何度か往復して、落ち葉がダイム硬貨くらいの大きさになったら、かき集めて、必要な場所に撒きます。余っても、自動的に処分してはいけません。細かくした落ち葉は良い堆肥になりますが、来年用のさらに良いマルチング材にできます。