28

Jul

曲げ、カットが自在。日常生活に活用しやすいカラーLEDテープライト

普段筆者は、リビングルームの照明を過ごし方によって、昼白色のLEDシーリングライトで部屋全体を明るく照らす、または、別の器具で電球色の間接光と使い分けている。

メインの照明には手を加えずに、部屋にある長さ240cmの棚の裏側に貼レルヤを2本取り付けた。両面テープ付きなので、取り付けは10分もかからなかった。

【シーリングライト+貼レルヤ】

シーリングライトで部屋全体を明るく照らしている時、貼レルヤの5,000Kの白色光(光色13番)をプラスすると、壁面に光の表情が加わり、部屋の印象がキリッと引き締まった印象になった。

棚の横方向のラインが光で強調され、奥行き感も加わったかのように見えて面白い。シーリングライトを消すと、暗闇に一筋の光のラインが浮かび、見慣れた部屋の様相が一変するのも新鮮だ。

シーリングライトだけの明かり。部屋全体が同じ明るさなので少々退屈だ帯状の光のラインが加わるだけで、印象が大きく変わる。シーリングライトと光色がほとんど同じ白色の光が選べるので、違和感がない貼レルヤ単体を点灯した様子。非日常的なインテリアライトとしても活用できる。明るさが変えられるので常夜灯代わりにも利用できる

曲げ、カットが自在。日常生活に活用しやすいカラーLEDテープライト

【間接照明+貼レルヤ】

次に電球色の間接照明と組み合わせてみよう。

間接照明だけでは、光の届かない壁面はどうしても薄暗くなりがちだ。これはこれでくつろぐ時間は落ち着きのある雰囲気が演出できるが、ある意味面白味には欠ける。

そこで、貼レルヤの山吹色(光色7番)を選んで点灯した。貼レルヤを点灯するだけで、棚の上の木目も浮かび、落ち着いた明かりでありながら、それまでの間接光では得られない華やかさが加わった。山吹色の光色は電球色との相性がとても良い。

ここで光色を変えてみよう。電球色の補色に近いライトブルー(光色9番)で点灯すると、涼しげな雰囲気に一変。夏の熱帯夜のくつろぎの明かりに活用している。冬ならば、オレンジ色(光色3番)にすれば、より暖かみのある空間が演出できる。

電球色の間接光だけの様子。落ち着いた雰囲気ではあるが、面白みに欠けるかもしれない山吹色の貼レルヤをプラスすると、落ち着きの中に華やかさがプラスされる。電球色と相性も良いライトブルーの光をプラスして、涼し気な印象のくつろぎの時間が演出できるオレンジ色の光をプラスすれば、電球色だけよりもより暖かみのある空間が演出できる

メインの明かりはそのままでも、貼レルヤを使って部屋の一部の光色を変えるだけで、雰囲気がガラリと変わる。たとえ非日常的な色の光でも、間接光と組み合わせれば、違和感なく生活に取り入れやすいと感じた。

パターン点滅は、くつろぎの明かりに遊び心のある賑やかな雰囲気がプラスできる。ホームパーティなどを盛り上げるのに活用できるだろう。