「吸引力の強化」「質量の軽量化」のその先へ——掃除の“ラクさ”をとことん極めた斬新発想に感動!!
パナソニックのMC-NS10Kは、本体からダストボックスを“分離”することで掃除へのハードルを軽減した画期的モデルだ。プロ2人が実際に使って感じた魅力を語り合う。
掃除前〜掃除中〜掃除後の ストレスを“軽く”するクリーナーパナソニック セパレート型コードレススティック掃除機「パワーコードレス」MC-NS10K
パナソニック
セパレート型コードレス スティック掃除機「パワーコードレス」MC-NS10K
オープン価格
ダストボックスを本体からセパレートした、新発想の掃除機。掃除後の充電時にゴミをクリーンドックに収集し、都度のゴミ捨てを不要に。ダストボックスをなくしたことで本体も軽量・スリム化し、ほうきのように軽々と掃除できる。
SPEC ●集じん容積:スティック本体0.05ℓ/クリーンドック0.8ℓ ●運転時間:HIGH約6分/AUTO約10〜15分 ●充電時間:約3時間 ●サイズ/質量(スティック本体):W213×H1030×D130㎜/1.5㎏
私たちが検証します
家電ライター平島憲一郎
生活家電全般に精通。掃除機の比較検証記事も多数担当してきた。妻と猫2匹とマンション住まい。
スリムな白のボディで部屋置きしても違和感がない
ダストボックスをなくすことで本体のスリム化を実現。持ち手が棒状になったことに加え、色も品のあるマットな白で、どんな部屋に置いても違和感なく馴染む。クリーンドックも横幅13.4㎝とスリムで設置しやすい。
≪Impression≫
「棒状のシルエットで上に行くほど細くなっているので圧迫感がない。単にスリム化したのではなく、ゴミ捨ての手間などの困りごとを解決した末のデザインなのが素晴らしい」(山田)
手元に引いたらすぐに掃除をスタートできる!
本体のハンドルを持ってそのまま手元に引けばすぐにドックから外れて掃除開始できる。本体を持ち上げたり、向きを変えたりする必要がなくストレスフリー。ゴミを見つけたときにすぐに使いやすく、“ちょいがけ”に最適だ。
≪Impression≫
「掃除機の重さを最も感じるのは掃除開始時に本体を持ち上げるとき。これは本体を持ち上げずにドックから床へ、床からドックへ移動させられ、実物よりも軽く感じます」(平島)
手元重量わずか0.45㎏で軽々と操作できる!
本体は1.5㎏と軽量なうえに下重心なので手元にかかる重さはわずか0.45㎏。一方、ヘッドの首振りには適度な“しなり”があり、掃除している手ごたえは感じられる。クリーンセンサーでゴミの取れ具合が“見える化”されるのも安心。
≪Impression≫
「『からまないブラシ』でしっかりゴミが取れているのに、操作感が軽すぎて、本当に取れているのか心配になることもあるほど(笑)。この良い意味でのアンバランスさが新鮮!」(山田)
自動でゴミをドックに移送するのでゴミ捨て不要
掃除後に本体をクリーンドックに戻すと自動で吸引開始。面倒なダストボックスのゴミ捨てから解放される。ドック内の紙パックのゴミ捨ては1か月が目安。「ナノイーX」で紙パック内を除菌・脱臭できるのもうれしい。
≪Impression≫
「自動ゴミ収集により本体のフィルターが毎回キレイになり、吸引力の低下が気になりません。紙パックには約1か月ぶんのゴミが貯まるので、ナノイーXでニオイを抑えられるのは安心」(平島)
掃除機のお手入れの大変さを大幅に軽減!
掃除機の2大ストレスと言える「ゴミ捨て」と「毛がらみ」を解消。クリーンドックは紙パック式なので、ゴミに触れずにゴミ捨てできて衛生的だ。ヘッドも「からまないブラシ」を採用し、毛がらみ除去の手間がほぼ不要。
≪Impression≫
「個人的にダストボックスの掃除が苦手。色々な長さの毛がからみ合っているのを手で取らなきゃいけないのはダルい。そういう面倒な作業から解放されるのは本当にありがたい」(山田)
パナソニック公式HP
文/平島憲一郎 撮影/高原マサキ(TK.c) スタイリング/佐々木 誠