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猫のいる部屋のエアコン設定、21℃未満は「おすすめできない」 三菱電機

家庭用エアコン「霧ヶ峰」を製造販売する三菱電機は、2月22日の「猫の日」を前に「ペットにとって快適な冬の室内環境作りのポイント」を紹介した。獣医師の茂木千恵さんが監修した。【画像】三菱電機によるアンケート調査では6割以上の人がペットに適した温度設定を意識していた これによるとペットに適した温度は猫種や犬種、年齢、健康状態など多くの要因によって異なるものの、体の小さなペットや高齢のペットは室温15℃以下になると体温を維持できず体調を崩す危険性が高まるという。 猫にとって快適な温度の目安は室温21℃から28℃。21℃未満では体温の維持が難しくなるため「冬にエアコンの設定温度を21℃未満にすることはおすすめできない」としている。 犬は20℃から22℃。子犬や年配の犬、健康状態の悪い犬などは温かいベッドやソファーの上で過ごせるように家具の配置などを検討したほうが良いとしている。 湿度は猫の場合で50%から60%、犬は40%から60%が目安。茂木先生は「床や家具と擦れ、ペットの毛は静電気を帯びて体にためていく。放電ショックを低減するために湿度を維持したい」と指摘。適切な温湿度を維持した部屋ではペットが落ち着きやすくなり、飼い主にも良い影響を与えるという。 一方、こたつやホットカーペットの長時間使用は避けるべきとも指摘する。「ペットは部分的に体表が熱くなることに鈍感。低温やけどの危険がある」という。 三菱電機が都市部でペットを飼っている600人(東京と大阪の男女)を対象にアンケート調査をしたところ64.1%がペットに適した温度設定を意識していた。ただし、このうち34.6%が「ペットにとって快適な温度が分からない」と回答したという。

ITmedia NEWS

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