洗面台などの「詰まり対策」グッズおすすめ5選【2021年最新版】

気になる水回りの“詰まり”は、日ごろのケアやちょっとした工夫で予防できます。

業者に頼むと数千円〜数万円単位でコストがかかってしまいますので、大きなトラブルになる前にできる限りのことは自分でするのがおすすめです。

今回は、特に洗面台を中心とした水回りの「詰まり」対策グッズをご紹介します。

排水管に髪の毛などのゴミが流れ込むと、油汚れやせっけんカス、ホコリなどが蓄積しやすくなり、ぬめりや詰まりの原因となります。もちろん、ヘアピンやボトルのキャップなど、大きな異物が排水口に入ってしまうのも避けたいところです。

髪の毛や大きな異物が流れないようにするためにはヘアキャッチャーが効果的。新しめの洗面台なら、排水口にヘアキャッチャーがついているものが多くなっていますが、もしなければ100円ショップなどで購入してもいいのでぜひ装着しましょう。洗面台メーカーが純正オプションを用意している場合もあります。

排水管用の洗浄剤は詰まりを予防するだけでなく、臭い対策もできるため、定期的な利用がおすすめです。

液体タイプなら排水口に注いで15〜30分放置し、たっぷりの水で流すだけ。ちょっとした外出やお買い物の際に行うと時間の無駄にもなりません。

なお、洗浄剤を注いだ後に長時間放置すると、汚れが固まってしまう恐れがあるので注意しましょう。

予防や対策をしていても、どうしても下水が詰まってしまうことはあります。

水回りの詰まりと言えば、まず思い出されるのは「ラバーカップ」ですね。物理的に詰まりを解消する際には王道ともいえる対策法です。小型のものは100円ショップなどでも入手できるので1本用意しておくと安心です。

水洗トイレの詰まりには圧倒的な能力を誇るラバーカップですが、洗面台の排水口に使用する場合には、洗面ボウルの上部にある「オーバーフロー穴」をふさいでおく必要があります。このオーバーフロー穴を濡らした雑巾などでふさいでから、洗面台の排水口にラバーカップを使いましょう。

なお、ここまでご紹介した対策では詰まりが解消できなかった場合には、水回り専門の業者さんに相談することをおすすめします。

山崎産業「ラバーカップ デイリークリーン」は、一家に1本は持っておきたい小型のハンディラバーカップ。洗面台の詰まり解消にも便利です。

トイレ用のものを洗面台に使うのは衛生的に気になりますし、小回りもきかないので、兼用は避けるのがいいでしょう。実売価格は400円（税込、以下同）前後です。

GAON「パイプクリーナーセット（ブラシつき・3ｍ）GA-KK016」は、空気圧で詰まりを取り除くラバーカップと、パイプの汚れをダイレクトに掃除するワイヤーブラシのセット。排水管を物理的にお手入れしたい方におすすめです。

ポンプ式パイプクリーナーの先端は取外し可能で、使用する場所によって先端部を交換できます。ワイヤー式パイプクリーナーは、長いワイヤーを押込むことでパイプ内部の詰まりのもとを除去します。実売価格は4000円前後。カップ部は2サイズが同梱されています。

パイプ洗浄剤の超定番、代名詞とも言えるのがジョンソンの「パイプユニッシュ」。洗面台の詰まり・ぬめりの予防や、軽い詰まりならこの１本で解消できてしまいます。

へばりついた髪の毛ヘドロを粘り強く溶かすので、詰まりもニオイもすっきり。詰まり予防と消臭、ぬめりの除去、詰まり解消の3段階で用量を変えて対策できるので、普段使いから本格的な詰まり解消まで対応できます。実売価格は300円前後です。

アース製薬が“らくハピ”ブランドで販売する「マッハ泡バブルーン 洗面台の排水管」は、洗面台の内部を徹底的に洗浄できる排水管用の洗浄剤。排水口とつながっている「オーバーフロー穴」から排水管まで洗浄・消臭・浸透除菌できます。

排水口にセットすると「マッハ泡」が噴射され、汚れ・詰まりを一気に押し流すので、使用方法もとても手軽。水を流さず30分程度放置することで、しっかり洗浄・消臭・浸透除菌できます。実売価格は720円前後です。

しつこい排水管の詰まりを解消できるとして圧倒的な人気を誇る和協産業の「ピーピースルー」シリーズ。プロの業者さんも使用しているという製品です。

こちらの「ピーピースルーF」は、家庭での使用も安心で手軽な顆粒状タイプ。医薬用外劇物にも指定されない、環境への影響にも配慮した製品です。

実売価格は1500円前後です。なおトイレへの使用には適していませんので注意が必要です。